僕は佐賀県に住む20歳のカスタマエンジニアです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
昨今アベノミクスによる景気の回復が図られる今、マンションの購入に踏み切ろうとする人たちが増えているらしい。実際にこのタイミングでマンションを買うことは得なのか、今回は新築の物件に焦点を絞って考えていきたいと思う。まず、なぜこのタイミングで購入しようと考えている人が増えているのだろうか。その理由は2つある。まず第一に、アベノミクスの景気回復に伴う盛り上がりでマンションの値段が上がってきているというのがひとつだ。マンションというのも一戸建てに比べればましなものの安い買い物ではない。値段が上がってしまい手が出せなくなる前に買ってしまいたいと思うのは普通の流れかもしれない。第二に住宅ローンの金利にも上昇してきている傾向があるからだ。いずれの理由も納得できるものだが、本当に今は買い時なのだろうか。
最近では物件の価格の上昇や、同じ価格帯でも質を下げるという実質の値上がりが増えている。だがここで注目してもらいたいのは景気回復の見通しが立っていない時点で価格を決定した物件である。この物件たちは当時の景気から価格の決定を行ったため、景気回復が図られた後に売り出された物件と比べると割安になっている。買い時だとするならば最近できた真新しい物件ではなく去年の秋ごろに価格設定された物件ということになりそうだ。金利の面からみるとどうだろうか。これから金利が上がることを危惧しマンションの購入を急ぐ人には一つ気を付けてもらわなくてはいけないことがある。それは契約書類を交わしたとしても実際の金利が決まるのは物件が完成する直前に決まるということである。現在の金利のまま契約できると思うのは間違いなので気を付けてもらいたい。以上のことから現在は「物件によっては買い時」といえるのではないだろうか。