人気のマンションの間取り(広島県/聴導犬訓練士/71歳/男性)

僕は広島県に住む71歳の聴導犬訓練士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションでは一戸建てと違い、間取りに制約があります。人気の角部屋は限られ、大半の部屋は玄関のある廊下側とベランダ側にしか窓が取れません。この何十年間、マンションの間取りはそれほど進化していないのが現状ですが、ここ最近では水回りを中心に持ってくる形が定番となっています。出来るだけ窓のある部屋数を確保するためです。湿気が溜まりがちな浴室に窓が取れませんが、換気設備の進化でそれおほど問題なくなっています。タワーマンションになると間取りはもっと複雑です。玄関が中側で部屋が扇方形になったり、変形の部屋を使いやすくするため様々な工夫が見られます。人気のみ南側はすぐになくなってしまい、北や西の部屋がいつまでも残るという状態もあり得ます。


最近人気なのが、リビングダイニングを南側に広くとり、その一部をウォールドアで仕切ることができる間取りです。しっかりウォールドアを閉めれば普通の部屋と同じ感覚で使え、全て解放すれば一つの大きな空間になる部屋で、フレキシブルさが受けて、近年では定番の方法となっています。この部屋の場合、子どもが小さいうちは大きな空間として使い、ある程度子どもが大きくなったらウォールドアで仕切って子供部屋として使い、子どもが受験などで集中できる空間が必要な時は主審室として使い、通常の洋室を子どもに与えるのがこつです。ウォールドアは床上に隙間があり、テレビなどリビングの音が漏れて勉強に集中できなくなる可能性が高いためです。