僕は奈良県に住む69歳の歌舞伎役者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
ライフステージや家族環境によってマンションの選び方は大きく異なります。まず優先させなければいけないのは“家族の変化に対応できる空間であるかどうか”という点です。高齢であったり、親との同居や妊娠出産の可能性が一切ないという場合にはこうしたことを考える必要はありませんが、通常はこうした部分も視野に入れなければならず、家族人数が増えた場合にも対応できるよう部屋を選ぶ必要があります。最近では部屋を区切るパーティーションが付随しているケースもあり、もともとは広い部屋でも2つの部屋として使えるように工夫されていることがあります。こうしたマンションを選ぶことによって、どんな変化にも順応できるようになるのです。
次に見ておきたいのは“立地”です。通勤や通学に不都合がないかというのはもちろんですが、病院や公共施設があるかどうかといった点も重要なチェックポイントになります。一度住宅を購入した場合、そう簡単に引っ越すことは出来ないため、立地や居住環境については熟考を重ねる必要があります。また駅や場所によって物件の金額も大きく異なってくるため、自分たちが住みたい街と予算との兼ね合いを考えながら計画を進めていくことも重要になります。そして最後に重要なのは“設備”です。最近のマンションは設備にもかなり差がでており、選び方としてこのような設備に重点を置く人もいます。風呂や台所など、毎日使うところのチェックは不可欠ということが出来ます。