中古一戸建てについて(熊本県/臨床心理士/62歳/女性)

私は熊本県に住む62歳の臨床心理士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


人生の中で一番高い買い物はマイホームだと答える人が多いと思います。その中でも新築一戸建てにするべきか中古一戸建てにするべきか悩む人もいると思います。新築物件のメリットはなんといっても、すべてのものが新しいということです。そのため新鮮な気持ちで住むことができますし、耐震性や省エネの能力も非常に高いです。さらに新しい物件には構造部には10年の保障、設備には2年か3年のメーカー保障が必ずついていますから安心です。ただデメリットといえばやはり価格が高いことや、希望する場所になかなか新築物件ができないため住むことができないことです。また建設中の物件の場合は完成するまで実物のイメージがしにくいことがあげられます。


今、注目されているのが中古物件をリフォームして住むということです。メリットは何といっても価格が安いという点で、新築物件に比べ平均的に1000万円ほど安くなっています。かりに500万円のフルリフォームしたとしても新築物件より安くすみます。さらに最近ではリノベーション住宅というものが増加しています。新築の状態に戻すリフォームと違い、リノベーションは既存の骨格部分は残し、それ以外は新しいものにするというもので間取りすら変えることが可能なのです。最近では無印良品とコラボしたリノベーション住宅があり、古い建物の中身をオシャレで新しい空間に生まれ変わらせ、若年層から多くの支持を得ているのです。どのような物件でもメリットとデメリットはありますが、自分にぴったりの家が見つかるといいですね。