中古一戸建てとは不動産価値の高い物件です(佐賀県/鳶職/59歳/男性)

僕は佐賀県に住む59歳の鳶職です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての購入を考えた際に、視野に入るのが新築か中古です。中古一戸建てとはどのようなメリットがある不動産なのでしょうか。よく中古の一戸建ては新築物件に比べて劣化したものであると言う声が聞かれますが、これは間違いです。中古の一戸建てであってもリノベーションされたものであれば大幅に改装され、耐震性から美しさまで新築と変わらない物件も沢山売りに出されているのです。それでいて中古の一戸建ては新築よりも安いのが特徴的です。特に築30年が経過した一戸建ては安く多く売りに出されていることで有名です。建物としての質も変わらず安価に購入出来るのであれば、中古一戸建ての不動産としての価値は新築とそう変わりありません。


また、築30年以上が経過している一戸建ては家の規模も新築より大きなものが多く、新築と同程度の金額を出しても広い家に住むことが出来るものです。安さ、清潔感、規模において新築と同等であれば、残るポイントは安全性の問題です。現在建物に適応されている耐震基準は、1981年に改定されたものとして知られています。基本的にはそれ以前に建てられた中古物件は避けている方が多いのではないでしょうか。しかし耐震性は1981年だけでなく、阪神淡路大震災の後の2000年、そして2005年にも改正されているのです。地震大国日本では、定期的に耐震性が見直されていると言っても過言ではありません。ですから、大切なのは中古の一戸建てであれば耐震性が悪いと言う話ではなく、その物件それぞれの耐震性をきちんと調べることなのです。例えば1981年以前に造られた一戸建てであっても、しっかりした耐震基準で造られた家は存在しています。