私は香川県に住む56歳の大学職員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

中古一戸建てとは、文字通り以前誰かが住んだことのある一戸建てのことです。もともと分譲用の一戸建てとして作られた場合もありますし、賃貸用の一戸建てが分譲住宅として売りに出されることもあります。いずれの場合も中古なので、新築ではなく築数年以上となっています。そのため汚れや傷などがある場合もあり、経年劣化を起こしている部分もありますが、その分販売価格が安いところが魅力です。一般的に中古一戸建ては、新築一戸建てと比べると建物価格が約半値ほどになっています。たとえ以前の住人がわずか数年程度しか住んでいなかったとしても、リフォームにより綺麗な状態になっていても、新築ではないというだけで、そこまで安くなるのです。

そのため中古一戸建てはとてもお買い得な不動産だと言えます。特に築浅の中古一戸建ては、新しい建築基準で建てられているので地震の揺れにも強く、経年劣化もさほど起こしていない状態でありながらも新築の約半値ですから、人気は非常に高いです。もちろんこれは建物の価格のみの話で、土地の価格は別です。土地の価格は中古でも新築でも変わらず、その時点での地価で決まります。しかし建物の価格が安い分トータルの出費は確実に少なくなります。分譲マンションの場合は、中古だと修繕積立費が高くなる分かえって経済的な負担が大きくなることもあるのですが、中古一戸建ての場合はその心配もありません。もちろん建物の固定資産税も、新築よりも安くなります。