僕は沖縄県に住む74歳の議員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
中古マンションを購入したいと考えたときに、どのようなお金がかかるのかご存知でしょうか。実は、中古マンションの場合には購入費用の10パーセント程度の初期費用が掛かるといわれています。また、売買契約まで至らなかったとしても、物件探しのための交通費などもかかりますし、一日がかりで物件を探す場合などにおいては外食費用もかかります。売買契約締結時には、印紙代や仲介手数料の半分、また、売り主に支払う手付金の準備が必要になります。なお、手付金に関しては、これは購入代金の一部の支払いという位置づけなので、この支払い分は頭金に充当されると考えてよいでしょう。また、売買契約が成立したのち、仲介手数料の残額以外にもかかる費用がたくさんあります。
住宅ローンを利用する場合、ローン事務手数料やローン保証料などが必要となります。また、ローン契約書にかかる印紙代も別途必要になりますので、この点も注意しておきましょう。さらには、抵当権設定登記、所有権移転登記の登記料を司法書士に支払う必要があります。さらには、固定資産税や都市計画税、マンション管理費や修繕維持費などの売主との清算も必要となります。最低限、これだけの費用がかかりますし、さらには不動産仲介業者によってはローンのあっせんなどの名目でローン取組事務手数料のようなものを請求されることがあります。なお、初期費用に関しても、仲介手数料などをはじめ値下げ交渉ができる費用もありますので、この点も賢く費用を抑えるように心がけましょう。