中古マンション購入では水周りをチェック(新潟県/通訳/66歳/男性)

僕は新潟県に住む66歳の通訳です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンションを購入するときの重要なポイントは、部屋の広さや間取りよりも、水周りを念入りにチェックするということです。内覧などで部屋に入る機会がありましたら、一番先に浴室のチェックを行うようにしましょう。ここで必ずシャワーを出してみて、シャワーヘッドから出る水の勢いが十分かどうか確認しておきましょう。まだ居住している住民がいる部屋を見学するときは、必ず住民に浴室で水を出してよいか許可をもらってから水を出してみるようにします。もしシャワーヘッドから出る水の勢いが弱い場合は、給水管に水垢がついて水流が弱まっている可能性が考えられます。また、浴槽からの排水をチェックすることでも排水菅の状態を確かめられます。


浴槽に半分程度水をためてから排出をしてみれば排水菅が詰まっているからわかります。排水菅に問題がなければ、浴槽の半分程度の水は2分程度ですべて排出されます。もしこれ以上の時間がかかる場合は、配水管の中にごみなどが詰まっている可能性が考えられます。もし排水菅に問題がある場合は、最悪のケースでは床を壊して管をすべて交換しなければならないこともあります。また、中古物件を購入するときは、浴室の給湯器が追い炊き可能かどうかチェックすることも大切です。このようなチェックが必要なのは、マンションでは中の設備を自分で交換するときには管理組合にその意見を通して承諾を得なければならないからです。給湯器はマンションの共用設備になりますので、最初から追い炊きがついている部屋を選ぶことがとても重要になります。