僕は秋田県に住む69歳のインテリアデザイナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築の家に住むことが多くの人の最終目標と言われてきましたが、近年では中古マンションを選ぶ人がどんどん増えています。理由として第一に価格の安さが挙げられます。建てられてから3年が経過した物件が、新築時に比べて1000万円ほど安くで売られているというのは珍しくないです。建ってから3年程度ならば、新築とそれ程変わりは無いと考えられるので、1000万円も安ければそちらを購入しようと考える人が増えるのも普通と言えます。価格の安さばかりが理由に挙げられることが多いですが、物件を実際に目で見て購入できるという点も中古マンションのメリットと言われています。新築では青田買いが一般的なため、現物を見ることはできません。
中古マンションは建物の外観や室内を見てから購入することができますが、建物の保全状況だけでなく、室内からの眺望や日当たり、共用部分の使用状況や住民のマナーなども目で見れる、肌で感じられると言うのも大きいです。頭の中でイメージする必要が無い、即ち物件選びに失敗することがほぼ無いと言えるので、中古マンションを購入する人が今後も増加すると言われています。もちろん、築浅の中古マンションだけが買われているのではなく、築30年以上の物件を購入する人も多くいると言われています。築年数の古い物件が持つ独特の雰囲気を好む若い人たちが、その雰囲気は活かしたままリフォームして住むと言うのが広がってきていると言われています。