私は宮崎県に住む65歳の国際公務員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
中古マンションを購入する場合、気になるのが築年数ですが、そのマンションは今後どのくらいの寿命があるのか、買っても損をしないのか判断する上で大事なのが建物の状態です。メンテナンスがきちんと行われているマンションなら、単純な築年数では計算できない資産価値を持っています。そのためメンテナンス状況を確認することが大切になるので購入する際には、きちんとその辺りを不動産会社に確認する必要があります。中古を買う時に、もう一つ忘れてはならないのが耐震の基準に適合したマンションであるかどうかということです。耐震設計基準が改定されたのは1981年6月でした。それ以前に建てられたか否かにより耐震性能には大きな差があると言われています。
これからの中古市場では、旧耐震基準によるものか、新耐震基準を充たすものかで市場価値に差がつくと言われています。そのため中古を買う場合には必ずこの点をチェックすることが大切です。さらに、良い管理ができていなければマンションの資産価値を向上させることも、維持することもできないため結果的に、大切な資産の価値が減少してしまうことになります。管理状況は共有部分の状況や掲示板の利用、管理費、修繕積立金の徴収状況、過去の修繕の実績から知ることができます。例えばエントランスや廊下といった共有部分の清掃は日常管理の基本です。更に自転車はきちんと駐輪場に整理されているかも大事なことです。自転車の様子で住んでいる人のマナーが分かります。