中古マンションを見るときのポイント(鳥取県/アーキビスト/67歳/女性)

私は鳥取県に住む67歳のアーキビストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新品を買うか、それとも安い中古を購入するかは悩ましい問題です。購入資金には限りがあるからです。しかしながら、なるべく新しくて機能的にも優れたもの、そして長持ちするものを買いたいと考える気持ちは自然なものです。これはマンションを買おうと思う人が直面するジレンマでもあります。新築にしようか、それとも中古にしようかと悩むのです。では、中古の物件を見に行くときは、どこをよく確認したらいいのでしょうか。それは、そのマンションの手入れ具合です。物は古くなれば、徐々に劣化していきます。それは、避けられないことです。しかし、手入れがよくされていれば、劣化のスピードをかなり遅くすることが出来ます。手入れがされているかをどう確認したらいいでしょうか。


たえとば、共用廊下の手すりを見ます。そのペンキがはがれかかっているものもあります。新品ではないものの、塗り直しがされていて奇麗な外観を保っているものもあります。エレベーターの床板や壁も確認します。はがれるままにされているものもあるからです。そのような共用部分のお手入れ具合は、そのマンションの管理の姿勢を表します。なるべく長持ちさせるためのお手入れを行うつもりがあるかどうかを物語るのです。もちろん、室内にもたくさんのチェックポイントがあります。一つは、水回りです。水道の配管は、古くなると赤さびが発生します。蛇口をひねって、水の色を確認しておくといいでしょう。押し入れの壁に、カビが発生していないかも見ておくべきです。