中古マンションは価格が変動しやすい(北海道/茶道家/53歳/男性)

僕は北海道に住む53歳の茶道家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンションは、新築物件と比較すると物件価格の変動が大きいのが特徴です。もちろん査定に基づいて販売価格は設定されるのですが、査定以外にも売主側の事情というものも価格に反映されるからです。たとえば、住み替えなどで売却を焦ってないような場合には、時間がかかってでも少し高めの金額で売りたいと思う方もいるでしょうし、逆に転勤や経済的な事情で売却を急いでいるような場合であれば、早く売るために価格を少し落として設定して、多くの人に興味を持ってもらえるようにしていることも考えられるからです。つまり、査定以外にも売主さんの事情というものが大きく反映されますので、新築マンションよりも変動が大きくなるというわけです。


もちろん、買う側からすれば少しでも安く買いたいと考えるのは当然ですから、値引き交渉は当たり前のようになされているのが現状です。とはいっても、前述したとおり売買価格には売主さんの事情や意思が大きく反映されていますので、売主さんの気分を害するような値下げ交渉は逆効果ということになります。中古マンションはあくまでも個人間の売買になることが多いですので、相手の気持ちや立場に立って交渉するということが大事になります。ですから、強引な値下げ交渉を持ち掛けたり、物件にケチをつけて値引きを要求するような方法は控えるべきだといえるでしょう。とはいえ値下げ交渉があまりできなそうだなという物件でも、端数ぐらいであれば何んとなかるケースも多いようですので、交渉してみる価値はあるといえそうです。