中古マンションの購入で気をつけること。(埼玉県/ジャーナリスト/39歳/女性)

私は埼玉県に住む39歳のジャーナリストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


場所にこだわりたい方や、新築マンションは予算の都合で厳しい方は中古マンションの購入を検討してみるのもよいでしょう。中古マンションというと抵抗をお持ちの方もいるかもしれませんが、築浅の物件やリフォーム・リノベーションが施されている物件は、新築と遜色がないくらいキレイで快適に住むことができます。ただし、いくつか注意しないといけないポイントもありますので、今回はその注意点をご紹介いたします。まず、中古物件はたいてい不動産会社の仲介で購入することになるのが一般的ですが、購入にあたって仲介手数料がかかります。物件価格の3%に6万円を足した金額が別途かかってしまいますので、その費用を準備する必要があります。


次に注意すべき点は築年数です。昭和56年に新耐震基準が設定されました。それ以前に作られたマンションは旧耐震基準となりますので、地震が起きた場合、建物に及ぼされる影響が大きいかもしれません。また旧耐震基準の場合、住宅ローン減税の対象にならないことがありますので、気をつけてください。古い物件は、部屋の中はリフォームやリノベーションで新しくなっても、見えない部分、例えば水道管や貯水槽などが古いままの場合があるということも忘れてはなりません。内見する際には、そういった部分に問題がないか、実際に水を流してみるなどしてチェックしてみてください。最後に一点、マンション内にどんな方が住んでいるかも念のため確認しましょう。隣の方の家族構成など、売主に事前に聞くことができれば安心ですよ。