僕は和歌山県に住む37歳の司法書士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの買い時を考えるときの一つの方法としては、結婚や子供の成長など、家族にとっての大きな節目に合わせる方法があります。特に子供が小中学校に入学するときには、新しい学年が始まる4月前後に入居できるように購入することがポイントです。しかし中古マンションを買うときには、築年数を基準にして買い時を判断することが大切です。その最大の理由としては中古マンションは築年数によって価格が決まるので、個別の物件の価格や周辺のマンション相場などを比べることで、最も良い買い時を見極めることができるからです。特に中古物件の場合には建物の寿命や値段の安さというメリットを総合的に考えた場合には、築20年前後に購入するのが理想的です。
築20年前後の物件であれば、同一地域の新築の半額程度の価格で購入可能な掘り出し物の物件を見つけることができます。そのような物件はすぐに売約済みになるので、事前に売り物件が出たときに備えて購入したいマンションをリストアップするのがポイントです。また不動産業者に物件のリクエストをお願いすることで、希望する物件の売り情報が出たときにすぐに教えてもらえるのです。また築20年前後の物件であっても、耐用年数が50年以上の場合が多いので、購入後には更に30年以上住み続けることが可能です。しかし長寿命の中古物件を賢く購入する場合には、築20年前後という絶好のタイミングに購入すると同時に、管理状態が良い物件を選ぶ必要もあります。