私は宮城県に住む31歳の通訳です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの購入を考える時、新築ならばあらかじめ売り出し価格が決まっているため若干の交渉の余地はあるにしてもそれほど大きなブレはありません。しかし中古物件の場合、価格は本当にまちまちです。同じようなエリアで同じ位の築年数でも大きく差が付くこともありますし、人気のエリアで驚くほど手ごろな値段の物件が出る事もあります。これはマンションの査定方法と売り主の意向という要素が絡み合って出てくる現象です。査定の最初は、直近に該当のエリアで行われたマンション取引の数字を参考にして大まかな数字を出します。こうした取引の履歴は不動産会社間の物件情報交換のためのコンピュータシステムを利用すればすぐに調べることができます。
ネットワークを利用して調べた物件売買制約価格を参考値にして、そこに物件の階数、眺望、日当たり、部屋の状況、間取りなどの要素をプラスまたはマイナスして査定を出します。査定はそのまま販売価格となる訳では無く、売り主に査定を伝えて意向を聞くことになります。売り主が急いでいてどうしても手放さなければならない場合にはほぼ査定の値段で売り出されることもありますが大抵の場合、売り主の希望販売額は査定を大きく上回る事が多いため、調整を行うことになります。逆にあまりにも割安な物件は事故や自殺が有った部屋という場合もありますので、販売担当者や不動産会社に問い合わせましょう。不動産業者には告知義務が有りますので、必ず話してくれるでしょう。