中古マンションの築年数の注意点(岩手県/企業オーナー/36歳/女性)

私は岩手県に住む36歳の企業オーナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションだどんどん建てられる中、最近は中古も見直される風潮にあり、中古物件の売買も盛んです。新築神話のせいで少し古い中古物件は格段に値が下がるので、少しくらい古いなら平気だし同じくらいの物件が安く手に入るならと、中古物件を中心に探している人も多いと思います。中古マンションを探す時、出来るだけ築年数の少ないものを探してしまうのが人の性ですが、それは損をする考え方です。いくら新築神話がある世の中だからと言っても、築数年の物件はそれほど値が下がりません。築10年となると古いというイメージがあり、それを考慮して値段も急激に下がるようになっています。あまりに古いのは嫌だけれど出来るだけお得に購入したいなら、築十数年の物件が狙い目です。


例えば、今住んでいる物件に5年住んでいるとすれば、5年前と今とでどれだけ古さが変わったかを考えてみると、家にとっての数年は小さいととらえることが出来ると思います。さらに、マンションの場合は修繕という要素があります。一般的に建物は築10年や20年などの節目の年に大規模修繕を行うことが多くなります。築数年の物件はまだ大規模修繕は行われていなく、十数年の物件なら修繕済みなので、建物の隅々まで点検されていることになります。見た目だけでは分からない水回りや耐震性にも点検がされているというメリットがあり、築浅よりも築10年や20年の方がまだ安心と言えます。このような視点で中古マンションの値段と築年数を考慮すると、お得な物件が見えてきます。