僕は栃木県に住む58歳のブリーダーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションを探し始める時、新築の物件から探し始める方も多いのではないでしょうか。新築には新築の、そして中古には中古の良さがそれぞれあります。ここでは、中古マンションのメリットについてご紹介します。まず、価格が割安なことが最大のメリットです。同じ広さの新築物件と比べれば、価格が安いことがほとんどです。また、住みたいエリア内の物件数も、新築マンションに比べ、圧倒的に豊富です。好立地で、もはや新築を建てる土地の余裕がないエリアでも、既に建っているマンションの中からなら、物件を見つけられる可能性があります。また、実際に物件を確認してから買うことができるのも、大きな利点です。新築物件の場合、購入前には確認できないケースも多くあります。

最近は、部屋全体をリフォームし最新設備を入れて、「リノベーションマンション」として販売もされています。部屋の内部は新築物件にひけをとりません。そこまでいかないにしても、リフォームして、自分好みの住環境を作ることができるのも新築でない物件の魅力です。リフォームの費用をプラスしても、予算内に収めることも可能です。新築をリフォームする人は、まずいません。東日本大震災以降、耐震に対して関心度が高くなっています。しかし、古い物件になると耐震性が気になります。見極める一つの目安となるのが、「新耐震基準」です。1981年6月1日以降に建築確認を受けた物件は、この基準が満たされています。物件を探す時に、この日付より以前に建てられた物件には、細心の注意が必要です。