中古マンションの価格と消費税(香川県/舞踏家/20歳/女性)

私は香川県に住む20歳の舞踏家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンションには新築マンションにはない魅力を持つ物件も多いのですが、立地条件の良いことや維持管理状態が読みやすいこと、住民層が明らかなことなどの他に、販売価格が割安なことは理解していただきやすいでしょう。この度の消費税アップが、中古マンションの購入にどのような影響を及ぼしているのか、中古物件の購入希望者はここで理解しておいた方が良いでしょう。まず中古マンションには消費税がどのように関わってくるのかです。結論から申し上げると、個人が売主である限りは中古物件の場合、物件の売買価格には消費税はかかりません。つまり、消費税がアップしても中古マンションの市場にはほとんど影響を与えない、ということになります。


しかし、個人間の売買でも不動産業者などが仲介する場合(いわゆる媒介)、仲介手数料には消費税が課税されます。仲介手数料は、売買価格の3%プラス6万円が上限、と法律で決められていますから、そこに課される消費税も新築物件の売買価格に課されるものと比較すれば軽微なもの、と言うことができましょう。さらに、不動産業者などが一旦物件を買い上げてから転売するようなビジネスモデルになっている場合は新築物件同様に、物件の売買価格に消費税が課税されますから、併せて覚えておきましょう。ただしこのモデルでは、中古物件にも関わらず8%消費税で最高30万円の補助金が支給されますから、この点は注目しておいても良いかもしれません。