中古マンションのすすめ(滋賀県/塗師/75歳/女性)

私は滋賀県に住む75歳の塗師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションの購入を検討している人の中には、新築にするか中古にするか迷っている人も多いのではないでしょうか。出来たての新築分譲マンションは確かなセキュリティーとハイセンスな内装、最新鋭の設備、共有施設などがあり、何よりも誰も使っていない未使用の部屋に一番最初に住めるというのが魅力です。しかし、新築分譲マンションの場合、ほとんどが建設前の段階で販売されているので、部屋の中を確認する機会がないまま売買契約を結ばなければなりません。モデルルームや模型、完成図面などでだいたいのイメージは掴んだつもりでいても、いざ購入して入居してみたら思っていたイメージとちょっと違った、なんて失敗談も少なくないのです。


そうしたリスクを少なく購入できるのが中古マンションです。中古の場合、しっかりと部屋の中を確認してから売買契約を結ぶことができます。部屋の広さ、キッチンやバスルーム、トイレなどの使い勝手、ドアや窓サッシの建て付け、窓からの眺望、近所の道路の騒音など、すべて納得済みのうえ購入できます。実際に住んでいる人から住み心地を聞くこともでき、参考になります。そして新築よりも割安の価格帯で販売されています。中古というと古臭く、設備が老朽化している印象がありますが、築10年以内の物件ならほとんど新築と変わらない外観や内観です。また10年以上が経過した物件でも、リノベーションを施したお洒落で機能的な中古マンションもあり人気があります。