私は神奈川県に住む39歳の脚本家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産用語の1つに、中古マンションというものがあります。中古マンションとは何かと問われれば「新築マンションでないもの」というのが答えになってしまいますが、もう少し詳しく言うと「かつて使用されたことのあるマンションが再び売りに出されているもの」ということになります。ただし、一度も使用されたことがないにも関わらず中古物件というマンションも一部に存在します。というのも不動産業界のルールとして、建築後一度も入居がないまま2年以上経過したマンションを新築と表記できないからです。不動産としての中古マンションの魅力としては、まず何といっても新築に比べて価格が低い点が挙げられます。実際の資産価値以上に価格の低い、つまり割安物件も少なくありません。
第二の魅力としては、立地の良さを挙げることができます。通常、土地開発というものは駅の近くから遠くへ、便利な場所から不便な場所へと進められていくものなので、古くに建てられた物件はそれだけ好立地ということになります。また、物件探しをする際に選択肢が広くなるというメリットもあります。新築マンションは設計時に多かれ少なかれその時代のトレンドを反映するので、広さや価格が同程度のものはどうしてもデザインや間取りなどが似通ってきます。これに対して中古マンションはさまざまな時代に建てられた物件が揃っているうえにリフォームによる設計変更を経ているものもあるので、バリエーションが豊富です。さらに前の住人がいる場合、住み心地などについて直接参考意見を聞くことができるといったメリットもあります。