中古の物件を購入する際に気になるのがマンションの耐用年数(沖縄県/家庭教師/63歳/男性)

僕は沖縄県に住む63歳の家庭教師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


現在の物件から新しい物件に買い替える際に新築の物件にするのか、中古の物件にするのかという選択肢がありますが、中古の物件を購入する際に気になるのがマンションの耐用年数ということについてです。中古の物件は新築にくらべて価格が安いのが特徴ですが、その分建築されてから年数が経ってしまっているため新築の物件ほどは長持ちしません。いくら安い物件を買うことが出来たとしても、あまりにも寿命の短い物件を買ってしまっては損となってしまいます。しかし、実際にマンションの耐用年数を考慮して物件を探している方は少ないように見えます。今回は中古の物件を購入するとして建築されてから何年ほどたった物件ならまだ買えるのか耐用年数の観点から考察していきたいと思います。


まず、一般的なコンクリートで作られたマンションの耐用年数をご存知でしょうか。金融機関では建築されてから約50年を目安として考えているそうです。しかし、実際のマンションの平均寿命は約37年しかないうえに、物件が痛むことによって行われるリフォームや改修工事に別途お金がかかってしまうことも考えるとあまり建築されてから年数が経ってしまっている物件には手を出さないほうが無難と言えるかもしれません。しかし、中古の物件も悪いことばかりではありません。先にあげた通り、中古の物件は新築の物件に比べて値段が格安に設定されていることが多いです。これは資金が少ししか用意できない若者にとって特に大きなメリットになります。また、一定のタイミングで改修を行わなければならないという点も以前に改修が行われた物件を探すことで回避することが出来ます。耐用年数に気を配り、損をしない物件を購入出来るようにしましょう。