僕は香川県に住む67歳のプロボクサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築の一戸建てというと真新しいイメージがあるのに対し、中古の一戸建てというと古ぼけた印象があります。しかし、これは言葉から受ける印象に左右された結果にすぎません。住宅金融公庫による新築住宅の定義は、これまでに人が生活したことがない住宅で、申込日からさかのぼって、2年以内に公庫の現場審査を通過した住宅か、建築中の住宅であることとしています。つまり、人が住んだことがなければ建築後2年でも新築の一戸建てなのです。一方、中古住宅のほうは、建築後に人が住んでいたことのある住宅と定められています。また税制にかんしては、住宅ローン控除の適用要件のなかで、新築住宅は使用されたことのない住宅と規定されています。
そして中古住宅では、建築後に住宅として使用されていたことと規定されています。以上のことから考えて、新築か中古かの違いは、単純に見た目だけでは判断しづらいということになります。ただし新築の一戸建てのほうが、新しいため設備なども当然最新のものが導入されており、プラン面でも改良が進んでいると考えるのが常識的です。また耐震性など強度の面でも、新しく建てられた一戸建てほど、規制が厳しくなっているので、安心度は高いといえます。中古の利点は、売り出されている地域が広範囲であることが挙げられます。売り主が個人というケースが多いので、極端なことをいえば住宅が建っている地域なら、必ず売り出しが見込めるということです。