私は東京都に住む61歳の農業土木コンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産を購入する際には、色々な種類の費用がかかります。物件の購入費はもちろんのこと、登記費用や保証料、火災や地震などの保険料、不動産仲介やローン手続きの事務作業に関わる手数料などです。また、物件の購入や維持に関わってくる税金も適切に支払う必要があります。しかし、物件そのものの費用ばかりに注目して、その他の経費についてあまり関心が持たれていないことも事実です。具体的にどのような経費がかかってくるのか、その費用が一体どのような意味を持つのかということについて解説を行っていきます。特に保証料と保険料に関しては、内容を具体的に知っておくことで、より良い選択を行うことが可能となります。そのため、諸経費について知っておくことは大事なことなのです。
登記費用は、新築物件か中古物件かで種類が異なってきます。保証料に関しては、住宅ローンを利用する際に保証人を提示しない代わりにかかる保証金のことです。保証会社によって金額が異なります。保険については、火災や地震の他に、団体信用生命保険料などがあります。これは、万が一借主が死亡した際に住宅ローンの残金が支払われるものです。税金に関しても、様々な種類のものが課せられます。契約書を作成する時にかかる印紙税、登記手続きに必要になる登録免許税、建物や土地に課税される不動産取得税、不動産保有時に常にかかる固定資産税、住宅が都市計画区域内にある場合にかかる都市計画税など、多くの項目に分かれます。絞れる部分を上手に節約することで、経費を抑えることができます。