私は石川県に住む71歳の保安官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産を購入する場合には、土地と物件の購入代金の他にも諸経費がかかります。これはどのような物件を購入する際にも発生するものであり、値引き交渉などは出来る場合と出来ない場合があります。まず、仲介手数料がかかります。仲介手数料は法律の範囲内の金額になりますが、多くの業者は最大料金に設定しているので交渉次第では少し安くすることも可能です。仲介手数料は物件の購入価格によって変わります。計算は金額を区切って利率で計算されます。200万円以下の部分は5%で、200万から400万の部分が4%で、それ以上の部分が3%になります。これは合計金額で5%と設定すれば支払いが困難になる可能性がある為にこのような調整になっています。
不動産契約の際には収入印紙を購入金額に応じて貼らなければなりません。購入金額が高ければ高いほどに収入印紙額は高くなります。また住宅ローンを組む際にも費用がかかります。この際にも収入印紙を提出しなければなりません。住宅ローンの場合は物件に火災保険料をかけることが多く、保険料も費用として捻出しなければなりません。手続きによる事務手数料も支払います。そして不動産取得税という税金も発生します。これは1月1日の時点で不動産を所有している人物に課せられる税金であるので1月2日以降に取得することで、その年の納税を免れることが出来ます。物件の購入代金に加えて、こういった費用も予算に入れて無理のない家探しをしたいところです。