私は愛媛県に住む64歳の企業オーナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

不動産には色々な種類があります。それらは一戸建てや集合住宅、賃貸物件や売買物件などに分類することが出来ます。その中でも色々な呼ばれ方をしているのが賃貸物件の集合住宅ではないでしょうか。アパートやマンション、コーポやハイツなどのことです。なんとなくイメージはできるかもしれませんが、明確に区別することは出来ないのではないでしょうか。それもそのはず、法律などで明確な規定があるわけではないからです。不動産業者が好き勝手に決めているのが現状です。一般的な定義としてはアパートは木造や軽量鉄骨で造られており2階建て程度が大半です。安く建設できるので賃料も安く抑えられています。エレベーターはなく管理人が常駐していることもありません。

マンションについては鉄筋コンクリートなどで造られており3階建て以上で高層です。賃料も高く、高級な印象があります。エレベーターもあります。最大の違いは構造の違いによる遮音性の違いです。アパートでは遮音性が悪く、マンションは高い遮音性があります。ちなみに英語ではmansionといえば大邸宅を指します。また、apartmentやflatは日本でのマンションに相当します。これらを踏まえると賃貸アパートとは賃貸住宅でありながら、木造もしくは軽量鉄骨で2階建て、賃料は低いがエレベーターがなく、管理人が常駐していない物件のことだと分かります。不動産選びの時には名称に惑わされることなく、構造や設備に注目して物件を選ぶことが非常に大切です。