不動産広告への記載が必要な土地とは(秋田県/シンガーソングライター/53歳/女性)

私は秋田県に住む53歳のシンガーソングライターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新聞の折り込みチラシや不動産情報誌などから、情報を収集する人もいますが、見ていると土地や建物のことについて広告に記載する必要があるのに、記載されていないことがあります。土地について情報を隠されると、購入してから思うような家が建てることができないと言う可能性もあります。例えば、市街化調整区域に指定されている土地とは、一般の人が簡単に家を建てることは原則できないとされている場所です。ある条件の下、市街化調整区域にも建物を建てることができますが、手間や時間はかなりかかってきますし、土地の値段が安いことが多いと言っても、家を建てることができる可能性が低いので、別の場所を探す方が手っ取り早いと言われています。


法的な規制がある土地なのに、その旨が記載されていないと言う場合もあります。家は幅4メートル以上の道路に、2メートル以上接している必要があります。これは法律で決められています。この条件をクリアーしていれば、建ぺい率も容積率もフルに使って家を建てることが可能です。しかし、家の前の道路が4メートル以下なら、その道路の真ん中から2メートル下げて家を建てる必要があります。こうなると使える敷地の面積が小さくなり、予定していた大きさの家を建てられないと言うことにもなり得ます。こう言う事情は、不動産広告に記載する必要があり、広告だけでなく重要事項説明書にも記載した上で、口頭でも説明することが決められています。