不動産を買うときのお得な売買物件とは(滋賀県/セックスワーカー/46歳/男性)

僕は滋賀県に住む46歳のセックスワーカーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マイホーム購入を考え始めた人は誰でも、自分の理想と現実の懐具合を擦り合わせながら、より良い物件を探すものです。もちろん、不動産は安いものではありません。しかし、少しでもお得な売買物件とはどうやれば出会えるのか、一般の人は知らないことが多くあります。ひとつのポイントは、インターネットのサイトやチラシなどで見られる不動産情報の中にある、市街化区域や市街化調整区域、都市計画区域外などの記載です。これは、日本中どこの自治体も、市民が暮らしやすい街づくりをする為に、街づくりの方針が決まっており、その方針を示したものです。暮らしやすい街づくりをするために、誰もが好き勝手に建築物や工作物を建築出来ないように制限を設けています。それが一目で分かるのが、この区域表示です。


市街化区域は、原則的に建物の建築が可能な地域ですが、建築できる建物の種類に制限があります。種類については12種類に分かれる用途地域により定められています。市街化調整区域は、原則的に建物の建築が不可能な地域で、既に建築物が建っている場合には、例外的に再建築が可能な場合があります。都市計画区域外は、建築基準法上で適法な建物であれば、どの様な建物でも建築可能とされています。実は、これを利用することで、少しお得な売買物件を見つけることができます。特に中古物件の購入を検討している場合、市街化調整区域がポイントになります。原則物権の建て替えができない区域ですが、通常の相場よりも大きく価格が下がっている建て替え不可能な物件を購入して間取りも含めた大規模なリノベーションをかけ、新築同等の快適な住宅空間を中古住宅並の金額で手に入れることも可能になります。