不動産の間取りの検討に知っておきたい表示(山梨県/推理作家/33歳/女性)

私は山梨県に住む33歳の推理作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産の間取り図は、正式なものでなければ作成者によって、かなり様式が異なっています。一番大きな違いは、広さの表し方です。これを畳の数にしてあるものと、平米数で表示してあるもの、坪数で表示しているものがあります。これについては、一坪=約3.3㎡=2畳、と覚えておくと便利です。一畳は約1.62㎡です。畳の数での表示はなじみ深いものですが、畳の大きさに全国統一の規定がなく、地域や建物の種類によって大きさがまちまちなので(団地間など)、平米数でどのくらいか、と意識しておくほうが後々便利です。表示と言えばもう一つ、DKやLDKなどの違いが分かりにくいものです。Kはキッチン、DKはダイニングキッチン、LDKはリビングダイニングキッチンです。


ここまでは分かっても、ではダイニングキッチンとリビングダイニングキッチンはどう違うのか、というと実は厳密な決まりがないのです。ごく大雑把に言えば、食事用のテーブルが置ける広さがなければK(キッチン)、置ければDK、さらにソファなども置く広さがあればLDK、と考えておけば概ね合っていることが多いです。4.5畳以上位あるとK(キッチン)というよりはDKと表示されることが多いようです。4畳強あれば食事用のテーブルは置けるからです。さらに8畳(約13㎡)ほどあると、テーブルに加えてソファ、小さ目の棚なども置けるでしょう。この辺りからLDKという呼称が使われることが多いです。以上のように、例えば2Kと言えば部屋が二つと概ね4.5畳以下の台所がある間取り、となります。