不動産の間取りと広さについて(高知県/経済評論家/29歳/女性)

私は高知県に住む29歳の経済評論家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産物件の間取りでよく使用されている単位に「帖」というものがあります。1帖は、1.62平米と定められています。間取り図には、ベランダやバルコニーを含まない専有面積の広さが帖で表記されています。1.62で割ることで、部屋全体の帖数を求めることができます。一般的に物件の間取りを示す記号として、R・K・DK・LDKなどがありますが、その記号だけで部屋の広さを探ることはできません。記号の数が増えるほど部屋が広くなると思われがちですが、実際には、DKよりもKの部屋の方が広いという物件が数多く存在しています。これらの記号は、部屋の広さではなく居室とキッチンの関係性を表すものです。そのため、居室そのものの広さを知ることが大事になります。


1Rの場合は、居室の中にキッチンが設置されています。1Kになると、居室とキッチンが分けられることになります。1DKになると、キッチンスペースが前述の2つよりも広くなります。間取りから部屋の広さを知るためには、居室の面積を求めることと、キッチンの広さを把握しておくことが重要になってきます。Rのキッチンは居室の広さに左右されますが、Kのキッチンは4.5帖までと設定されています。また、DKのキッチンに関しては、8帖以上と定められているのです。物件の広さを確認するためには、間取りの記号と帖の計算を合わせて行うことが必要になります。自分のライフスタイル合う部屋を見つけるためにも、事前に広さを知っておくことが大事です。