私は三重県に住む51歳のインテリアデザイナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産を購入する方法はさまざまあります。一戸建てを購入する場合は、注文住宅や建売住宅のほかに建築条件付き土地などを買う方法もあります。まずはそれぞれの特徴をよく理解して、自分がどんな住宅に向くのかを検討してみましょう。「建売住宅」は、間取りや設備、購入価格があらかじめ決まっている土地付きの住宅で、時間や手間をかけずに家を購入したい人に向いている購入方法です。土地と住宅を一括購入するため、資金計画を立てやすく、設備や部材をまとめて購入できたり、建築工程の効率化が図れるので、コストを抑えられるメリットがあります。また完成済みである場合が多いので、仕上がりイメージがつきやすいといったメリットもあります。
「注文住宅」は、間取りや設備を自分で選んで決めることができる住宅のことで、ゼロから自分の希望通りに家を建てたい人、家を建てたい土地がある人に向いています。最初に土地を取得しておく必要があり、コストも高く資金計画が複雑になりがちですが、自分の思い通りにできる自由度の高さが最大の魅力といえます。注文住宅や建売住宅のほかに、「建築条件付き土地」を買う方法もあります。建築条件付き土地とは、一定期間内に特定の建設会社と契約を結ぶことを条件とした土地の売買方法で、施工会社は指定されていますが、土地と注文住宅をまとめて手に入れる方法もあります。特定の設計や施工会社にこだわらない人のであれば、建築条件付き土地を買って家を立てるのもひとつの方法です。