私は大分県に住む74歳の照明デザイナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産を購入する場合には、物件の対価を支払う以外にも各種の費用を支払う必要があります。不動産を購入するときに支払わなければならない費用としてはまず購入のための手数料があります。これは不動産会社を通して物件を購入した場合の仲介手数料などがあります。その他に支払わなければならないのは税金です。不動産を取得した場合には固定資産税を支払わなくてはなりませんが、この固定資産税のうち物件を購入した日の属する月から、物件を購入した日の属する年の12月31日までの固定資産税については、購入者が支払いを負担しなくてはならないことがあります。このような場合には契約で、代価の一部として支払われることが明記されることがあります。
不動産を購入したときには、自己が取得した所有権を第三者に対しても対抗することができるように所有権の登記をする必要があります。その他にも行政手続が必要になる場合があります。こうした登記などの行政手続を自分で行なわずに行政書士や弁護士に依頼した場合には、そのための費用が必要になります。また、土地付きの建物を購入した場合で、建物を取り壊してそこに新しく建物を建てる場合には解体業者などに支払う古い建物の取り壊しの費用を支払う必要があります。建物をそこに建てる場合にはさらにその建物があった場所を整地する必要があるので、そのために業者に整地費用を支払う必要もあります。これらの金額が物件の取得に要するものです。