僕は山形県に住む69歳の建築士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産は金利が低い時が買い時になります。住宅ローンの金利は、公定歩合によって決まりますので、金利が低い時に住宅を購入しておくと、ローンの返済が楽になります。好景気の時は景気が加熱してインフレになることを防ぐため、金融引き締めの金融政策が行われ、金利は上昇します。そのため不動産は景気が悪く低金利の時に購入するのが適しています。しかし景気が悪い時には資産価値が下落しますので、景気の回復局面が、絶好の不動産の買い時になります。不動産の購入に際しては、いろいろな税金がかかります。国は国民がマイホームを買いやすくするために、住居用の物件には税制上の優遇制度を適用しています。税金の優遇制度の適用を受けられる時は、物件の買い時になります。
地価は変動をするため、地価が安い時は不動産の買い時になります。しかし、地価が下落局面の真っ最中に物件を購入すると、購入後もどんどん値段が下がっていき、資産価値を落としてしまいます。地価の下落が下げ止まった時を底と呼んでいますが、地価が下げ止まった時は絶好の物件の買い時になります。地価が底の状態にある時に物件を購入すると、その後はどんどん物件の資産価値が高まっていきますので、大変メリットがあります。建設工事費が安い時も、物件を購入するのに適しています。建設資材や人件費が高騰すると、建物の建築工事代が高くなっていきますので、工事代が安い時を見計らって物件を購入すると、安い値段で購入することができます。