僕は徳島県に住む70歳の料理研究家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産とは、字の通り、固定されて動かない資産のことを言います。一般的には、土地や物件のことを指すかと思われますが、実は温泉や木も同じ部類なのです。民法86条でも、「土地およびその定着物」と定義されています。また、普段の生活で耳にすることはあまりありませんが、動く資産のことは動産と呼びます。日本では、土地と建物は別の不動産として扱われているため、建物と、それが建てられている土地の所有者が異なる、といったこともあります。また、このような建物や土地を管理し、販売や買い取り、賃貸借の仲介を行っている業者のことを、不動産会社と言います。価格や世帯数、間取り、立地など、お客さんそれぞれのニーズにあった物件を紹介してくれるのです。
では、その不動産はいつ買えばよいのでしょうか。買い時はあるのでしょうか。安く販売されるタイミングがあるなら、その時に購入したいですね。資産を買うのは、株のように市況の中で最安値の時期はいつか、という意味と、購入者のライフサイクルの中での自宅の買い時と、二つの意味があるかと思います。今回は、後者の場合を想定し、話を進めたいと思います。この場合には、買い時というものは自分で判断することが出来ます。今本当に自宅が必要か、購入するとして、どんなメリットがあるのか、という観点から見つめてみれば良いのです。住宅ローンを利用する場合は、返済時期も買い時に影響します。いつまでにローンを完済したいか、を考え、買い時を逆算する、という手もあります。