不動産の種類について(和歌山県/准看護師/58歳/女性)

私は和歌山県に住む58歳の准看護師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一般の方々は不動産というと自宅やアパート、人によっては投資用の賃貸物件や人に貸すマンションなどが思い浮かぶと思うのですが、正確には不動産とは土地とその付着物の事を差し、建物以外にも庭の木なども不動産ですし、法律によって同等の扱いを受けている物として鉄道事業や自動車事業、大型船舶などのクルーザーがあったりとかなりの種類があります。その中で建物に拘って種類分けをしていくと、まず土地とそこに立っている建物は別の不動産となっています。ですので土地の所有者と建物の所有者が違うという事は特に珍しい事でも有りません。また建物の所有者はその部屋を区分けして売る事も出来るので、部屋の所有者との所有者が違うという事も珍しくはありません。


俗にいう分譲マンションとはそういった形式の物です。区分けして売り出すという事を行わず貸し出すという方式を取った場合、それは賃貸マンションやアパートと呼ばれる形式になります。こちらはあくまでも貸し出しているという形式である為、いくら賃料を支払っても自分の物になるという事はありません。家と土地を分離させない場合でも上に書いたように立木や土地を流れている河川の権利などは別に存在しますので、購入などをする場合はそういった手続きや交渉も必要となります。不動産とはこのように土地とそこに存在する建物などの付属物を指す言葉であり、種類や権利関係などは細かく決められているのですが、その上建物の内装や設備などは「動産」と呼ばれてまた別の権利が生まれてきます。