僕は神奈川県に住む38歳のゲームライターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産とは法律上の概念で、土地およびその定着物のことを指します。また、これらの物に関わる権利も含めた事柄を指す場合もあります。一般に関わる権利は物権です。しかし必ずしも物権ばかりではなく、債権も存在します。不動産に係る債権として代表的な権利には賃借権があります。民事法上の権利の客体となるのが「物」であり、土地およびその定着物以外の物を動産と言います。不動産と動産を分けて法制度を組み立てている理由は物としての性質の違いもあります。一番イメージしやすいのは移動しやすいかどうかということでしょう。さらに権利関係というのは外観からはわかりません。特に移動できない不動産については顕著なので登記制度が用いられています。
では一般に取引対象となる不動産の種類を見てみましょう。第1はもちろん土地です。この土地には可能性としては海も含まれ得ます。権利対象として区画できる範囲が認められれば取引の対象となることもあります。第2もおなじみでしょう、建物です。これについては新築物件などを考えると疑問が出てくるはずです。いつから建物となるのか、ということです。もともとは木材などの建築材料から作られるのですから、動産の集合物です。これが「建前」と呼ばれる状態です。この段階ではまだ独立していない、土地の従物になります。それが周囲を囲み、屋根が付いて雨風がしのげる状態となって建物となります。この他の種類は一般に権利です。賃借権や地上権といったものになります。