私は静岡県に住む60歳の国会職員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

賃貸マンションという言葉は現代ではよく耳にする不動産用語ですが、では賃貸マンションとはどんなマンションを指すのでしょうか。昔は、賃貸の集合住宅と言えば、いわゆるアパートやハイツといった、比較的簡素な造りものを指すことが多かったのです。その頃は、マンションと言えば当然今で言う分譲マンションのことを指す、購入するマンションを指す、と捉えられていました。しかし近年では不動産を取り巻く事情が多様化、複雑化し、この事情は全く様変わりしてきました。まず、今ではもとから賃貸に出すために建てられた集合住宅の中にも、鉄筋コンクリート造りで高層階の、マンションと言えるようなものの流通件数が非常に増えてきています。

こういった賃貸マンションは、確かに分譲マンションと比較すると防音性などの点で住み心地が多少劣ることもありますが、従来の賃貸アパート等と比べれば居住性が格段に上がっています。賃貸物件を検索する場合には、マンションかアパートで絞るようになっているサイトがほとんどです。予算に余裕があるのであれば、賃貸マンションは住み心地だけでなく防犯面などからもお勧めできます。さらに、分譲タイプの賃貸マンションであれば、マンションを購入して居住する場合と変わらない快適さを満喫できることが多いです。デフレで物価がそれほど上がらない局面では特に、こういった分譲タイプの賃貸マンションも手頃な家賃で見つかることがありますので、物件探しの場合には是非条件に入れてさがしてみることをお勧めします。