僕は香川県に住む64歳のシナリオライターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

スーパーなどで買い物をしていて、定価ないしはいつも売られている価格より高いか安いかで、購入をするかしないかを判断した経験はありませんか。「家を買おう」と思ったときも同じで、多くの人は「この家は、一般的に見て高いのか安いのか。」を知りたいと考えます。しかし、不動産の場合、スーパーに陳列されている商品のような定価は存在しません。というのも、不動産の価格は、立地や建物の状態などといった様々な要因で決定されているからです。しかし、これは不動産には値段の判断基準が全くない、ということではありません。相場価格といって、「その地域で、このぐらいの家ならだいたいのいくらで取引されている。」といったデータが存在しています。

では、この相場価格は一体どのようにしたらわかるのでしょうか。一番便利なのは、国が運営している土地の総合情報のサイトです。これは国土交通省が実際に家を購入した人にアンケートを実施、その回答結果をまとめたものになります。こちらのサイトでは、指定地域に希望予算にあった物件がどのぐらいあるのか、希望条件にあった物件はいくらぐらいなのか、また住みたい地域が決まっていない場合は、希望予算にあった物件が多い地域を検索するといったことができます。なお、不動産の相場価格を調べる前に、自分自身が出せる金額を知っておくことも大切です。こちらについては、不動産会社のサイトなどで年収や貯蓄額などをもとに試算することができます。