不動産の概念~土地とは何か(三重県/タレント/44歳/女性)

私は三重県に住む44歳のタレントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産とは、土地およびその定着物のことをいいます。不動産以外の物はすべて動産になります。不動産のもっとも代表的なものはやはり土地でしょう。では土地とはいったいどのようなものなのでしょうか。土地とは、その地表が恒常的に水に覆われていない陸地のうち、一定範囲の地面にその空中と地中を含包させたもののことをいいます。空中、地中といっても、地底から宇宙まで空間はつながっているので、厳密に仕切ることはできませんが、常識的に考えてその範囲は合理的な範囲に限られます。つながっているのは地面も同様で、そうしたものをどのように物理的に区分するのかというと、現在の日本では、地番を付して登記簿に記載するという形で、人為的に区分されています。


この人為的に区分された土地が、基本的に一個の土地となります。その単位は1筆2筆と数え、1筆の土地が1つの不動産ということになります。その呼び方は、国が所有しているものは「国有地」、地方公共団体の場合は「公有地」、個人の場合は「私有地」となります。その利用の仕方はさまざまで、大きく分けて「宅地」「農地」「林地」やその他道路、鉄道、公園など公共公益施設の用に供されるものもあります。「宅地」の中には人間が居住する「住宅地」、商業活動を行う「商業地」、工業生産活動を行う「工業地」があります。土地の計量のことを「地積」といい、その単位は「平方メートル」や「アール」「ヘクタール」「坪」などさまざまなものがあります。