僕は長崎県に住む35歳のソムリエです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産で新築マンションとは、といったら出来立てのほやほやの建物の一角にある部屋を思い浮かべることになりますが、基本的にこれで間違いないことです。では、新築して、買い手がつかずに、それも何年も買い手がつかない物件でも新築というような表現になってしまうということは間違いなのかどうかということになりますが、実際はちゃんと、そのような基準というのが決まっていたりします。それは、新築マンションの定義というのが、品格法で定められており、この法律というのは、住宅の品確保の促進等に関する法律という事で、第2条(定義)第2項にちゃんと定義づけがされていたりしています。その法律では、新築住宅というのは、新たに建設された住宅のことを指しており、まだ、人の住居の用に供したことのないもの(建築工事の完了の日から起算して1年を経過したものを除いて)をいいます。
このように定義されていることから、竣工して1年未満の未入居という物件というのは、すべて、新築マンションと呼んでも問題ないことを示していることから、新築マンションというのは、竣工して1年未満の未入居物件のことを指していうことになります。以上のことを踏まえて、新築マンションとは、という問題というのは、言葉の意味も定義されていることから、その期間を過ぎた建物というのは、新築という表現というのが使えなくなるということになります。これは裏を返すと、新築1年未満であっても、入居が1回でもあれば、新築という表現ができないということになります。では、これらの建物の売れ残ってしまった物件というのは、どのように区別しているのかというと、「新古マンション」という表現になります。