不動産の所有者にかかる固定資産税について(北海道/洋裁師/44歳/女性)

私は北海道に住む44歳の洋裁師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税は不動産の所有者にかかる税金です。住宅ローンを利用して一戸建て住宅やマンションを購入した人や、賃貸アパートの家主などは、固定資産税を収める必要があります。賃貸アパートや賃貸マンションを借りて住んでいる人は、不動産の所有者ではないので、この税金はかかりません。不動産の所有者は都市計画税という税金もかかりますので、二つの税金を同時に収めることが必要になります。固定資産税は市町村税ですので、市町村に収めることが必要になります。税金の納付方法は、納付書が郵送で届きますので、1年間で4分割して、最寄りの金融機関から税金を納付します。税金の支払いが遅れると延滞税がかかりますので、納付期限までに収めることが必要です。


固定資産税は毎年1月1日時点で、不動産を所有している人に対して課税されます。税額は課税標準に1.4パーセントを掛けた金額になります。不動産の課税標準は、市町村役場にある固定資産課税台帳に登録されている、固定資産税評価額の金額になります。所有している土地が住宅用地の場合、200平方メートル以下の部分は小規模住宅用地になり、課税標準が6分の1に軽減されます。200平方メートルを超える部分は一般住宅用地になり、課税標準が3分の1に軽減されます。この軽減措置が受けられる土地は住宅用地に限られていますので、オフィスビルや店舗ビルなどに使用されている土地は、軽減措置は受けられません。建物については、一定の要件に該当する新築建物は、軽減措置を受けられます。