僕は奈良県に住む52歳のトリマーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
自分で分譲マンションや一戸建てなどの不動産を所有すると、支払わなければいけない税金があります。一年に一度課税される固定資産税です。固定資産税は、土地と建物を所有している人全員に課税され、毎年1月1日に所有している人が所有者とみなされます。この税金の金額は、不動産の課税評価額に1.4%の標準税率をかけた計算式で算定された金額が請求されることになっています。不動産の課税評価額とは、総務大臣が定めた固定資産評価基準にもとずいて行われ、特に土地については3年に一度評価の見直しが行われることになっており、それをもとに基準額が算出されます。建物については、評価の70%が税金に反映されることになっています。
不動産の課税評価額は、このような基準で計算され、住宅用地については、所有者の負担が軽くなるようなさまざまな軽減措置がとられています。特に、新築物件の場合、数年間は税金がさらに軽減されています。計算式を見て、一戸建てやマンションの購入価格の1.4をかけた金額がかかる、と勘違いされる方が多いのですが、実際にそんなに高額な金額がかかるわけではありません。また、不動産の評価額を見て、自分の持っている土地や建物の評価が低い、と思われる方もいらっしゃいますが、市町村は税金の負担が軽くなるように評価、計算しています。固定資産税は、毎年5月頃に郵送で振込みの連絡があります。分納もできるようになっていますが、毎年に支払うべきものなので、あらかじめ資金計画をたてておきましょう。