不動産の固定資産税について(滋賀県/マタギ/74歳/女性)

私は滋賀県に住む74歳のマタギです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅に住んでいると毎月家賃を支払いますが、一戸建てやマンション、土地を所有していると家賃の代わりに固定資産税を支払います。不動産を所有していると払う地方税になります。この税金を計算する基になるのが固定資産評価額で、市町村が定めています。不動産売買価格とは違いますので、土地の固定資産評価額は不動産売買価格より安くなることが多いです。土地の固定資産評価額の査定は、3年ごとに評価が変わるため、査定された金額が3年間適用されます。固定資産税は所有者に課税されますが、所有者であることを判断されるのが毎年1月1日になるため、1月1日に固定資産課税台帳に所有者として登録されていなければその年の固定資産税は課税されません。


標準の課税率は地方自治体により多少の差はありますが、評価額×1.4%と定められています。この税金には節税方法が隠されています。台帳に記載されている土地面積が古いまま転用されている可能性もあるため、以前は手作業で測量していた土地面積が航空写真で計算をすると面積が異なることがあります。帳簿上の面積が減少すると固定資産税も減少します。土地だけ所有していて更地のままでも税金はかかるため、新築住宅の税額の軽減という優遇措置を活用することにより、固定資産税を大幅に減免することができます。住宅には様々な特例が設けられています。更地のままにしているよりも、アパートやマンションを建て、税金を節税するとお得です。