不動産の固定資産税という税金について(愛知県/大臣/48歳/男性)

僕は愛知県に住む48歳の大臣です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産で一戸建てやマンションなどを購入した場合に、物件価格の他に固定資産税という税金がかかる制度があります。具体的には、毎年1月1日の時点で土地や家屋と償却資産を所有している方にかかる税金となります。この償却資産とは、会社や個人事業主が業務や事業を行うために使用している構築物や備品などのことをいいます。固定資産税の計算方法は実際の物件の販売価格ではなく、課税標準額という独自の評価額に基づいて計算が行われます。一般的にマンションより一戸建ての方がこの税金を安く抑えることが出来ます。よって、長期的にみて出費を抑えたいと考えている方は、一戸建ての購入を検討する方が多いのが特徴です。また固定資産税は土地や家屋などを購入した場合にのみかかる税金となりますので、賃貸アパートやマンションの場合にはこの税金はかかりません。


不動産で販売されている物件の中で、一戸建ての方がマンションより固定資産税が安いと説明をしましたが、ここではその理由について解説をします。その理由の一つとなっている要素が、一戸建てはマンションのように鉄筋コンクリートではなく木造で出来ていることがあります。一般的に鉄筋コンクリートで出来ている方が長持ちする傾向はありますが、それに比例して維持費用についても高くなる傾向があります。一方一戸建ての場合は基本的に木造で建設されているケースが多いので、マンションに比べて維持費用もかからないメリットがあります。木造で出来ているからといって不備があるというわけでもなく、一戸建ての場合でもきちんと耐震性なども国の基準をクリアした建物が多いです。そのため固定資産税の面だけをみれば、マンションより一戸建ての方がお得な買い物になる計算になります。