不動産の値引き交渉には細心の注意を払う(埼玉県/電気工事士/48歳/女性)

私は埼玉県に住む48歳の電気工事士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産は家や土地などの財産であり、それを購入する際には出来るだけ安く買いたいという思いから軽々と値引き交渉をしてしまいがちです。何も考えずに安くして欲しいと伝えても交渉は成立しません。なぜなら土地にも家にも相場があり、その相場の中でも既に安くなっている物件の価格を更に引き下げることは不可能だからです。大切なのはその物件の価値を知ることです。その価値に見合わない高額な値段になっていれば交渉の余地があります。素人では判断することは難しいので、不動産会社の社員と仲良くなっておくことが大切です。購入の際には出来るだけ得な買い方をアドバイスしてもらえます。また、交渉する相手は心のある人間であることを忘れてはいけません。


交渉において最も大事なことは、損得勘定ではなく交渉する相手の人柄です。得をすればどんな交渉内容でも良いという思いでは、交渉を受けてもらうことはできません。あくまでも感謝の気持ちを込めてお願いすることが大切です。また、中古物件の場合においては交渉は避けておくことが大切です。現在の所有者はあらゆる事情を抱えて物件を売ってくれるので、購入してやるから安くしろというような意識で交渉してしまうと、契約自体してくれない事態に陥ります。相手は一般人であり不動産会社の社員ではないので、利益よりも感情で動くことがほとんどです。相手の顔色を伺って、交渉できそうかどうかを見極めることが大切です。そして、初めは柔らかくお願いすることから始めます。