不動産の値引き交渉について(山形県/地方公務員/55歳/男性)

僕は山形県に住む55歳の地方公務員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産を購入あるいは賃貸する場合、値引き交渉が可能です。一戸建てなどの不動産を購入する場合は、大きな金額を支払うことになるので、ダメもとでも交渉する価値があります。建築業者や時期などによって異なりますが、一般的に3%程度の値引きが可能です。3%というと小さく感じるかもしれませんが、2000万円の住宅の場合だと60万円も安くなります。値引きに適した時期は、その業者の年度末です。その年度の売り上げ目標を達成するために、業者は値引きしてでも契約を成立させたいと考えているので交渉がしやすいといえます。また、建売住宅を購入の場合は、売れ残り物件だとさらに安くなる可能性が高くなります。ただし、その住宅に欠陥がないかを確認することが大切です。


不動産を賃貸する場合は、契約時に仲介業者と交渉します。敷金、礼金、家賃は物件のオーナーに決定権があるので、仲介業者の担当者を介してオーナーと交渉してもらうことになります。ただし、家賃に関しては値下げ交渉は困難です。なぜなら、家賃は他の入居者との折り合いもあるからです。交渉するならば礼金がねらい目です。礼金はもともと、入居の御礼金としてオーナーに支払うものなので、安くなってもオーナーに損がないことから交渉がしやすいです。時期としては、引っ越しシーズンである春先(1月~4月)を除く時期が適しています。また、初期費用に仲介手数料がありますが、これは仲介業者の唯一の取り分なので、値引きは難しいといえます。ただし、上記の不動産購入の場合と同様に、仲介業者の年度末であれば、多少の望みはあります。