不動産の値引きを上手にするコツとは(埼玉県/浮世絵師/25歳/女性)

私は埼玉県に住む25歳の浮世絵師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件に入居するにしろ、分譲物件を購入するにしろ、気に入った物件を1円でも安く手に入れることが出来れば、消費者にとってこれ以上嬉しいことはないでしょう。しかし、売る(貸す)方も商売ですから、そう簡単には値引きしてくれないのが現実です。(と言うより、基本的には値引きは出来ないことになっています。)そんな中で、上手に交渉を進めるにはどのようにしたら良いのでしょうか。不動産の値引き交渉が成功するのは、値引きしてでも売りたい(入居して欲しい)理由がある場合です。これには主に2つの理由があります。まず1つ目は、なかなか売れず(入居者がおらず)に困っており、何とかして売りたい。(入居して欲しい)と売主や不動産会社が焦っている場合です。


建売物件や分譲マンションは、竣工後1年経つと「未入居の中古物件」扱いになって、価格が下がります。ですから、最後の1つを狙うのが大幅なプライスダウンのチャンスなのです。ただし、この場合は「中古」扱いになるので、新築なら10年間受けられる構造上主要な部分や雨漏りなどを防止する部分の保証が付いて来ません。2つ目は、良いお客様だから是非とも売りたい(貸したい)。と思ってもらえることです。購入や賃貸借契約後も売主(貸主)と購入者の関係は続くので、「良い人柄の人に売りたい(貸したい)。」と思うのは当たり前の人情です。最後に、注意点としては、買う気(借りる気)があるかどうかも明確にせず、いくら値引いてくれるか。と聞くことです。