不動産の価格について(岡山県/実業家/22歳/女性)

私は岡山県に住む22歳の実業家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一般人にはわかりにくい、マンションや一戸建てなど不動産の価格はどのように決まっているのでしょうか。基本的には土地の値段に加えて建築資材などの分と、建築にかかる人件費等が主となります。このなかで、土地代を左右する要素はいくつかあります。もちろん駅から近いとか、高級住宅街であるとか人気のある場所であるなどの要素もあります。しかしそもそも、土地自体はいつ業者が手に入れたのかという点が重要です。土地が安いうちに手に入れて、そのまま着工せず保有しているというケースもあるからです。そうしますと、仮に土地バブルが起きて土地代が上がってきたときに売り出したとしても、安いうちに土地を手に入れていたのでわりと安い価格で不動産が売り出されることがあるのです。


それでは、土地代以外の建築資材や人件費の部分はどうかといいますと、現状では東日本大震災の復興事業の影響で、特に東日本では建築資材や建築に携わる現場の人材が不足していると言われています。さらに、東京オリンピックによる需要が予想されることから、さらに不足することが懸念されます。するとその分は価格に反映されることになり、不動産は値上がりする傾向にあります。しかしながら、逆に考えればオリンピックが終わり、東日本大震災の復興事業がひと段落してくれば価格が下がってくる可能性もあり、そのときこそ不動産の買い時となると考える人もいるのです。その他、不動産の価格には様々な要素関係していますので、購入前にはよく調べてみると興味深いものです。