私は愛媛県に住む74歳のバルーンアーティストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産物件の購入資金調達のために住宅ローンを利用する場合、その後の返済について入念にシュミレーションを行うことが必要になります。住宅ローンの返済には、元利均等返済方式と元金均等返済方式の2つの方式があるためです。両者の返済方法の違いについて認識しておくことが重要です。元利均等返済方式とは、借入れた元金と支払い利息の合計となる毎月の返済額が、借入開始から終了まで均等になるように計算された返済方式のことです。一般的には、この方式が採用されていると言われています。元金均等返済方式とは、毎月の元金部分の返済額が最初から最後まで均等になるように設定された返済方式のことです。時間が経過する程元金が少なくなるため、返済額も減少していきます。
同期間の支払額の合計で比較すると、元利均等返済方式よりも元金均等返済方式の方が少なくなると言われています。しかし、元金均等返済方式の場合は、返済初期の支払額が多くなってしまうことから、収入の少ない若い世代にとっては少しきつめの返済方式になってしまいます。そのため、少々支払額が高くなっても、毎月の支払額が一定になっている元利均等返済方式を選ぶ人が多くなっています。ただし、最近の雇用状況を見ると、必ずしも勤続年齢に応じて収入が上がるとは言えなくなっています。収入面で何が起こるかわからない老後を考慮して、あえて元金均等返済方式を選ぶという人も増えてきています。自分にとってどちらの方式が適しているのか、よく検討して決めることが大事です。