僕は静岡県に住む49歳の再開発プランナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
近年、不動産物件の中でも、賃貸マンションとは注目の物件となっています。その背景には、今も続く不況が大きく関わっており、これまでは一戸建てなどの持ち家が人気だったのですが、不況のあおりで企業の業績が下がったことにより、サラリーマン層の生活に直撃したことで、持ち家の購入率が下がりました。やはり、先行きの見えない生活の中で住宅ローンを組んでいく事が、負担と判断する傾向が強くなりました。そうした状況の中で、賃貸マンションとは、そうしたローンがなく、毎月に決まった家賃を支払うだけで暮らしていると言う形態が、上手くマッチングした結果、多くの人に支持を受ける不動産物件となりました。この好調は暫く続くと予測されています。
また、こうした好調を続ける賃貸マンションとは、特に独身層を中心とした若い層とも相性がよく、とても好まれている傾向にあります、その背景には、今の若い世代での考え方の変化が関わっています。それは、昔と比べて、今の若い世代の人たちは、深い人付き合いはあまり好まず、その分を自分の為に使う傾向が増加しています。そのため、地域密着型の住宅街で一戸建てを購入して生活を送る事に消極的となっています。その点、賃貸マンションとは、一戸建てに比べて、ご近所づきあいも殆どなく、いまの若い世代の生活スタイルとの相性も良いのです。また、最近では、高齢者層からも、賃貸マンションとは相性が良い傾向にあります。その理由は、バリアフリーなどが施されている賃貸マンションでの暮らしを求める高齢者が増えたことによります。