不動産のローン借入額と頭金の目安(広島県/青年海外協力隊員/64歳/男性)

僕は広島県に住む64歳の青年海外協力隊員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


住宅ローンを組んで不動産を購入する場合は、購入前に、支払う総額がいくらになるのか、金額と内訳をよく把握しておく必要があります。支払う総額の内訳は、ローン借入額、頭金、諸費用の3つになります。ローンの返済額は収入の20%から25%以内に抑えるのが目安です。ローン借入額は自分が返せる額から計算するのが鉄則です。ローン借入額の目安が分かれば、自分が買える不動産価格のメドが立ち、その他の費用の必要な額も計算できます。銀行が貸してくれる額から計算すると返済が苦しくなるので、まず自分が返せる額を知り、そこから借りられる額を逆算するようにしましょう。ローンの最長返済期間は基本的に35年で、一般的には収入のある定年前までに完済する計画を立てる人が多いようです。


頭金は物件価格の2割以上が目安とされています。頭金が多いほど予算を増やしたり、ローンの借入額を少なく抑えることができます。ただし、貯蓄のすべてを頭金にあててしまうと、将来子供が生まれた時の教育費などが払えなくなる恐れがあるので、2・3年以内に使う予定のある資金のほか、もしもの場合に備えて半年から1年分の生活費は手元に残しておくようにしましょう。頭金が不足気味の場合は、親からの贈与も検討しましょう。不動産を購入するときは、これらのお金のほかに、諸費用が必要になります。諸費用には各種税金やローン借入費用などが含まれ、これらの諸費用は新築価格の3%から5%、中古で6%から8%程度といわれています。原則として現金で用意する必要があります。